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前立腺がん治療後は性機能が損なわれる可能性があります

2017.04.12


前立腺がん治療後のEDについて

前立腺がん治療後は性機能が損なわれる可能性があります。現在、ダビンチによるロボット手術が性機能温存に一定の効果を上げていますが、それも完ぺきではありません。術前の性機能までに回復することは、残念ながら想定しているよりも低いとされており、実際にロボット手術に期待をしていた分、性機能の低下が予想以上で後悔している方も一定頻度でいるという報告があります[1, 2]。

下記の図は凡その性機能の変化を表したものです。手術療法は術後早期に性機能が低下します。その後性機能は6ヶ月から1年かけて徐々に回復しますが、なかなか術前の状態に戻ることは難しいとされています。この図のもとである論文は検討している症例の年代が古いため、開腹手術での治療成績です[3]。現在のロボット手術の時代では術後の性機能回復はもっと良いかもしれません。しかし、前述したように完全に回復することは依然として一部の症例に限られると思われます。また射精に関して、シアリス 通販前立腺全摘除術では精嚢を前立腺と一緒に取ってしまうので、射精に必要な精嚢の収縮が起こりません。すなわち、オルガスムは残りますが、射精しなくなります。これも、忘れてはいけない手術後の重要な性機能障害の一つです。

放射線治療後の勃起障害も同様に、勃起神経や勃起に関係する血管に放射線が当たることから、勃起機能の低下は避けられません。図からも判るように手術に比べると性機能の低下はマイルドですが、徐々に低下していくとされています。手術と違い射精は保たれますが、ホルモン治療を併用することが多いため性欲が減退します。

前立腺の手術では、勃起神経を温存できた場合は性機能がある程度もとに戻る症例が散見されますが、放射線治療をした方では放射線前後のホルモン治療の影響も相まって、長期的にみると多くの症例で性機能障害を認めます。個々の症例のことなので一概には言えませんが(平均化された上の図では表しにくい)、性機能の温存に重きを置くならば、熟練した術者が行うロボット手術で勃起神経を温存できた場合、手術のほうが放射線治療よりも勃起機能を保てるチャンスがあるかもしれません。放射線治療でも、外照射や密封小線源療法単独か、それにホルモン治療を加えるかによっても性機能の変化は異なります、特に、ホルモン治療では性欲が著しく減退しますので、そのようなことを気にする方はご相談が必要です。いずれにしても治療前に主治医とよく相談することが重要です。

性機能の温存は前立腺がんを治療された後の生活の質を保つため、重要な要因の一つと考えております[4]。そのためにも主治医や性機能専門医による術前の説明、術後のフォローが大事です。当科では放射線治療から手術まで、威哥王前立腺がんに対する様々な治療選択肢を用意しておりますが、同時に治療後の性機能障害や尿失禁をフォローするための体制と豊富な治療選択肢も用意しております。良好な治療の評価というものは、手術を行うだけではなく、如何に術後の合併症をカバーできる体制が整えられているか?その点が重要だと考えております。

当科では術後の勃起機能回復のためのカウンセリング、PDE5阻害薬治療、また重度の勃起障害に対する陰茎海綿体エコーなどの診断方法や、陰茎海綿体自己注射など、様々なオプションを用意しています。当院はもとより他院で手術をされた方など、前立腺がん治療後の性機能がご心配な方はお気軽にご相談ください。

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